blog たつのおとしご通信

【千壽】音楽療法プログラムの作り方(アート部)
皆様こんにちは、千壽老健音楽スタッフです。
今回は通所で行う音楽療法プログラムの立案方法の一部をご紹介したいと思います。

高齢者へ向けての音楽療法では「馴染みの音楽」を使用することで長期記憶に働きかけ、回想を促す手法があります。
その手法を用いて、今プログラムでは4月にお誕生日を迎える通所ご利用ゲストを主役に立案していきます。今回主役としたゲストはなんと、大正11年生まれで103歳を迎えられます。
平均年齢が比較的若い通所のゲストの中では最高齢となりますので、他ゲストと比べると馴染みの音楽にも差が出てきます。そういった意味でも馴染みの音楽を探っていくことはとても大切です。
写真の表の中から選曲していただきましたが、表を見ながら「いい曲が沢山あって迷う」とお話され、悩みながらまずは8曲を選んでいただきました。選曲中には「これは当時とても流行っていた」と発言されたり、「これはどんな曲?」と通所スタッフに聞かれると歌詞を見ずとも口ずさむ様子も。他にも様々なお話を聞かせていただきました。
この聞き取りを元にプログラムを突き詰め、実施することとなります。またプログラム中の様子もご紹介できればと思いますのでお楽しみに。

<龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。>
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