blog たつのおとしご通信

【千壽】キーホルダー作り
みなさまこんにちは。

先日、千壽ではちりめん根付を制作しました。
根付とは和装の時代、小物などを持ち歩く際に使われてきました。
巾着や印籠箱などの紐に取り付け、帯の下から上へに挟み込み
根付を帯の上から顔を出させることで 巾着などが落ちないような仕掛けです。
今でいう「飾り」ではなく、日常の「道具」とされてきました。

そんな根付ですが、今回は「おでかけスーちゃん」という
女の子をモチーフとしたキャラクターの根付を制作しました。
根付には色が5種類あり、ゲストにはお好きな色を選んでいただきました。
どのゲストも制作中は集中して根付作りをされていました。

パーツに布をくるみ、ボンドを使用して折り込んでいきます。
のりしろの部分の面積も少なく、ゲストからも「少し難しいわね」
「ボンドの量はこのくらいでいいのかしら」などという声が聞かれました。

細かな作業に苦戦されながらも、ゲストは丁寧に作業を進めていきます。

仕上がったちりめん根付は色鮮やかでかわいらしいものができました。

ご参加いただいたゲストのみなさまありがとうございました。
【千壽】スタンプ画・紫陽花(アート部)
皆様こんにちは、千壽老健アート部スタッフです。
ゴールデンウィークも過ぎ、あっという間に梅雨がやってきそうですね。
今回はスタンプでつくる『紫陽花』の作品紹介です。

制作手順は以下の通りとなります。
①スポンジスタンプに絵の具をつける
②画用紙にスタンプを押す
③葉をスタンプし、完成

紫陽花の花弁の色にはゲストの個性が溢れ、一番人気は紫色でした。
そして、今回は千壽老健のテラスに咲いている紫陽花の葉を採取してスタンプの素材としました。この葉のスタンプに苦戦しているゲストが多かったですが、美術スタッフにコツを確認しながら真剣な表情で制作されていました。


〈龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。〉
【千壽】ペン画・イースターエッグ(アート部)
すっかり春らしい陽気で気分も上がる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は入所フロアで行ったイースターをテーマにした美術活動のご紹介です。
キリスト教圏内では春の訪れとともにキリストの復活を盛大にお祝いするといいます。
そこで、千壽老健でも春の訪れを祝うべくイースターエッグを模した作品をゲストに制作していただきました。
制作手順は以下の通りです。(制作には色画用紙を使用)
①卵の色を2色選ぶ
②くじ引きで出た模様を卵に描く
③判子で装飾する
④春の好きなところを書き込み完成

制作手順にゲーム性を取り入れた活動は初の試みで、スタッフもドキドキしながら行いましたがゲストは戸惑うことなく受け入れ、スムーズに制作に取り掛かっていました。
そしてゲストの皆様が春の好きなところを語る際には自然と笑みがこぼれ、明るい表情でお話される姿が印象的でした。


<龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。>
【千壽】スイーツの会
皆様こんにちは。

本日は千壽老健で実施したスイーツの会をお写真と共にご紹介します。
今回ゲストに召し上がっていただいたスイーツは不二家北千住店
限定商品の「ペコちゃんmilkyクリーム生どら焼き」です。

こちらのどら焼きは通常のどら焼きとは異なり、クリームがふんだんに入っており
風味豊かな小倉あんと、優しい味わいのミルキークリームが
サンドされた和洋折衷のどら焼きです。

また今回はイベント参加ゲストに苺どら焼きもしくはフルーツどら焼き
お好きな方を選んでいただきました
ゲストからは様々なフルーツを一度に楽しめるフルーツどら焼きが
人気を集めました。

どのゲストもボリューミーなクリーム生どら焼きに大満足のご様子でした。
【千壽】音楽療法プログラムの作り方(アート部)
皆様こんにちは、千壽老健音楽スタッフです。
今回は通所で行う音楽療法プログラムの立案方法の一部をご紹介したいと思います。

高齢者へ向けての音楽療法では「馴染みの音楽」を使用することで長期記憶に働きかけ、回想を促す手法があります。
その手法を用いて、今プログラムでは4月にお誕生日を迎える通所ご利用ゲストを主役に立案していきます。今回主役としたゲストはなんと、大正11年生まれで103歳を迎えられます。
平均年齢が比較的若い通所のゲストの中では最高齢となりますので、他ゲストと比べると馴染みの音楽にも差が出てきます。そういった意味でも馴染みの音楽を探っていくことはとても大切です。
写真の表の中から選曲していただきましたが、表を見ながら「いい曲が沢山あって迷う」とお話され、悩みながらまずは8曲を選んでいただきました。選曲中には「これは当時とても流行っていた」と発言されたり、「これはどんな曲?」と通所スタッフに聞かれると歌詞を見ずとも口ずさむ様子も。他にも様々なお話を聞かせていただきました。
この聞き取りを元にプログラムを突き詰め、実施することとなります。またプログラム中の様子もご紹介できればと思いますのでお楽しみに。

<龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。>
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