blog たつのおとしご通信

こんな介助動作も練習しました
介護の現場では、いろいろな動作を要求されます。
介護者の首に腕を回してもらい、たとえ足に力が入らなくても床についてもらい、ご本人が立ち上がるのを補助するように…というのが、多くの移動介助です。
でも、足を床につくことができない、そして腕にも全く力が入らない。
そういうときは、ある程度持ち上げなくては移動できません。
2時間のセミナーの最後には、こんな応用動作も練習しました。
どうやったら大きな力がでる?
床に座り込んでしまった人を立ち上がらせるのは、とても難しいものです。
すぐにはうまくいかず、お互いを練習台に、一同試行錯誤。
ポイントは腕の力に頼らないことと、股関節を柔軟にして力を伝えたいものに重心を近づけること。
この介助、酔っぱらって玄関にひっくり返ったお父さんを起き上がらせるときにも応用できるかも?
龍岡老健での古武術介護セミナー
今年度は、龍岡会のすべての老人保健施設施設で、岡田慎一郎先生の古武術介護セミナーを行っています。
今回は湯島の龍岡介護老人保健施設での開催。
介護や看護だけでなく、事務や栄養など、いろいろな職種のスタッフが集まりました。
まだ、みんな少し緊張気味にウォーミングアップ中。
ちょっとした体の使い方で力の伝わり方が大きく変わることを確認します。
あ、できた!
初めはちょっぴりしり込みしていた、床から車椅子への移乗介助ですが、こんなに華奢なスタッフでも、ふわりと相手を持ち上げることができるようになりました。
本当の意味で身につけるには、まだまだ時間がかかると思いますが、古武術介護セミナーで体験したことが、日常の動きのヒントになればと思います。
床から車椅子への移動
古武術介護セミナーの後半では、床に座り込んでしまった人を立ち上がらせる方法を。
初めはなかなかうまくいきませんが、実際に試行錯誤しながら岡田先生にポイントを教わると、するりと相手の身体が持ち上がります。
そして、最後に床から車椅子に移動させる方法を。
岡田先生のデモンストレーションに、見つめるスタッフからはため息が。
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